原点はどこか
ことしの東西インカレは終わった。
多くの思い出と宿題が残った。
チームをというそれ以前にTUVの活動自体を応援したい者として、あまり建設的ではない否定はしたくないのだが、どうしても黙っていられないことがある。
この大会は、東西インカレなんですよね。
3年前の東西インカレ。初めて行ったこの大会での松田裕雄エグゼクティブプロデューサー*1の挨拶を憶えている。
「大学バレーは、日本のバレーの最後の砦だと思っています」
既にその思いはどこか「次」とか「次の次」に飛んでしまっているのだろうか。
主菜である大学バレーの魅力を伝える方向でなくてどうする。
そりゃ「何かをきっかけに大学バレーを観る」ひとたちを呼び込みたいという思いはよくわかるのだが、段々大会そのものについてのアナウンスやらチカラの注ぎ方やら格やらが変わってきていないかい?と、ついつい問うてしまう。
プログラムも、年々小さくなってしまっている*2し。
いずれにせよ、TUVが、右肩上がりではなさそうだった今大会で得たものと残ったものと、を、アンケートを消化して、次に繋げられる組織であることを信じているし、そう願ってやまないのである。
可能であれば下記の点についても。
- 開催地枠は要ったんかなぁ。ということは、是非、再考をと。
- こちらのコメントでいただいたのだが、第2会場絡みの改善を。そういえばストリーミング再生って…学祭で仕掛けた方々のことを思い出した。そっち方面との連携はどうなのだろう…→トップページ | 第40回筑波大学学園祭 雙峰祭
日本の「学生スポーツの」ひとつのモデルとして…みたいなはなし
きのうつくばから帰ってきてすぐ読んで胸に響きすぎた記事。
:: スポーツトレーニング研究 | 学生スポーツのビジネスモデル ::
ビジネス戦略の定石に従うと「市場の軸を替える」ことが選択肢として考えられる。
要するに視点や発想の転換をすることだ。
そもそも「カネにならない」ものを「カネにする」ことが難しいので、だったら「カネにならない」ことを認めて、逆にそれを活用しよう!ってことだ。
今読むとひじょーに複雑な心境になれる。よく噛みしめたので、上のようなエントリーが書けてしまった。